私はダイエット指導の際、家事、子育て、仕事が忙しい女性こそ、カラダを休めることをおススメしています。
その理由は、
カラダを休まってないから痩せない。
という人が多いからです。
『私、食べていないんですけど、痩せられないんです!』
と悩む方は多いです。
ちなみに、
この『食べていない』に関してはいろいろと考えられ、
・無意識に口に運んで食べてしまっている
・本人は食べていないと思っているけど、他人と比べると多い
ということも考えられますが。
実際は、本当に食べていない方の方が、実は多いです。
日本人の肥満者の7割がなっている。モナリザ症候群とは…
この『モナリザ』とは、かの有名なモナリザさんから取ったものではありません。
『 Most obesity known are low in sympathetic activity 』
という英語の頭文字を合わせて、モナリザ症候群と言われます。
『肥満者の大多数は交感神経の働きが低下している』
と、1991年、アメリカのブレイ教授が提唱した説だそうです。
交感神経とは、自律神経の中の1つで、
朝起きて目を覚ましたり、代謝を高めて活動的にしてくれる神経のことです。
もう1つは、副交感神経といい、夜寝る際などにカラダを落ち着かせ、休ませるような働きを持つ神経です。
この交感神経の働きが低下するということは、
日中ぼーっとしたり、
眠かったりして、代謝が
高まらない為、消費量が少なく、
痩せにくく太りやすくなるということです。
太っている人の7割が
このモナリザ症候群と言われますが、
私は太っていなくても、
モナリザ症候群の人は多いと感じています。
生活リズムが乱れやすい現代ですので。
・家族のことで自分のことはつい後回しになっている
・家事などに追われ、寝る時間はいつも24時過ぎ
・仕事も家事もで忙しくストレスを感じている
上記に当てはまる人、
特に家庭ではお母さん、職場ではしっかり働く、
そんな女性はかなりの確率でモナリザ症候群になりやすいのではないかと感じています。
お母さんでなくとも、女性は、家事の手伝いや、自分のこと以外のことをされる方が多いと思います。
しかし、それが影響して、
カラダを休める時間が減り、交感神経の働き(自律神経のバランス)が悪くなり、ダイエットがうまくいきにくくなる。
…という現実なのかな、と。
自分のカラダをいたわることも重要
『睡眠時間が少なくても平気よー』
『大丈夫大丈夫、慣れちゃったから。』
それで調子がよく、痩せていけるなら良いと思います。
しかし、そうじゃない方が多い。
長い目でみれば、、、
今は大丈夫かもしれませんが、
代謝が落ち、太り、体調を崩したり、病気になっていまったり…
おおげさかもしれませんが、手遅れになってからでは遅いです。
ダイエットの為にも、健康でいる為にも、カラダをいたわる。
1日にお昼寝20~30分だけでも良いです。
少しでも疲れを感じるなら、ほんのちょっと休息を取ってみて下さい。
休む→なぜか痩せる、肌も美しく…と連鎖するはずです。
ダイエットを通じて、さらにあなたが健康になれるように願っております。
いつもご覧頂きありがとうございます。
- 女性のダイエット専門パーソナルトレーナー 佐藤健二 -
長野県松本市、安曇野市、岡谷、辰野などからお越し頂いております。