お腹を引き締めたくて筋トレをして腰を痛めてしまった経験がある方は多いのではないでしょうか?
わたしの活動している松本市のスポーツクラブやジム、フィットネスクラブでも、腹筋などの筋トレをして腰を痛めてしまった経験がある方は多いです。
なぜ、筋トレをして腰を痛めてしまうのでしょうか?
それは腰回りに過度な負担がかかってしまう為です。
筋肉の過度な緊張により、過度な筋肉痛や肉離れ、神経に触れたりして痛みとなって出てきます。
そして過度な負担がかかり過ぎる状態が続くと、脊柱がずれたり、割れたり、狭くなったり、椎間板が飛び出したりして腰痛が悪化してしまうこともあります。
筋トレはお腹を引き締めるのにはとても有効です
筋トレをしてお腹を引き締める。
それはとても有効な手段です。
しかし腰を痛めるような筋トレをしていてもお腹は引き締まりません。
痛めてしまってトレーニングが中止してしまうのと、お腹が引き締まる効果的な刺激が入っていない確率が高いからです。
ではどうすれば良いのか。
3つポイントがあります。
①お腹を凹ませてトレーニングをすること
おそらくこれが一番大事なポイントです。
〇お腹を凹ませて腹筋をする。
〇お腹を凹ませてスクワットをする。
〇お腹を凹ませて歩く、走る。
これが出来ない人はだいたい腰を痛めますし、お腹がキレイに引き締まりません。
腰回りが不安定なので筋肉に負担がかかり過ぎてしまうためと、お腹を凹ませる&凹ませ続ける能力が無ければお腹が凹まないという理由です。
②つは、まず正しい姿勢を創ることです
腰が丸まっていたり、反り過ぎていたりすれば腰を痛めます。
腰は、ちょっとだけ反る。
これが腰骨(腰椎)の本来の形ですので、まずはその状態を創ります。
もちろん常に反った状態を維持できなくても良いのですが、そもそも丸まっていて反れなかったり、何をするにも反り過ぎていれば腰回りに負担がかかり過ぎる為痛めてしまいます。
(上体を丸める腹筋動作は腰が丸まりますが腰は痛めません。)
③つ目は、やり過ぎないことです
頑張り屋さんに多いのですが、やり過ぎてしまう方はどうしても痛めてしまいます。
自分の力量以上にやってしまうからですね。
特に初期のうちに。
まだ歩きだして間もない赤ちゃんに、いきなり走らせるトレーニングを毎日させるようなもので、久しぶりにトレーニングをするのに始めから飛ばし過ぎれば誰だってケガをします。
『自分はやると決めたら根性入れてやります!』
そいういう方、お気をつけくださいね。
特にお腹を凹ませる能力を鍛えましょう!
女性は骨盤が男性よりも広かったり、出産をしてお腹周りの筋肉がゆるんでしまったままで、お腹を凹ませる能力が低い傾向にあります。
私のパーソナルトレーニングでは、はじめはどのような方にも必ずお腹を凹ませる能力を高めるような体幹トレーニングを行っていただいております。
それができなければ、いずれ腰を痛めてしまって次に進めないからなんですね。
もしあなたが、いま座っている状態(立っている状態)で、息を吐いてお腹を凹ませた時にお腹があまり凹まない&お腹の内側にキューっと締まる感覚が入らないのなら、まずはそこからトレーニングを開始してみてください。
まずそれだけでお腹は凹んできますし、その能力がある状態で筋トレ、ウォーキング、ランニングなどをしたら絶対にお腹周りはかわりますよっ。
遠回りなようでそれが出来るようになることがかなりの近道になります。
ぜひトライしてみてください。
あなたのお腹は、凹みますか?
いつもご覧頂きありがとうございます。
- 女性のダイエット・ボディメイク専門パーソナルトレーナー 佐藤健二 -
長野県松本市、安曇野市、塩尻市、岡谷市、諏訪市、辰野町、駒ヶ根市などからお越し頂いております。