私たちが「自分に甘い」理由

今回は、「どうして私たちは自分に甘いのか」というテーマで、私の考えをお伝えしたいと思います。

私をはじめとした、「自分に甘いな~、私は。何とかしたいな。」と、日々悶々としている方に、読んでいただきたい内容です。

この記事を読むことで、

自分に甘い理由がわかり、それを踏まえて、これからどうすればダイエットや健康づくりがうまくいくのか。と、理解の階段を登っていただけたら幸いです。

できるだけ、簡潔にお伝えしていきます。

はじめに、あなたにはこんな経験ありませんか?

1.テーブルにお菓子が置いてあると、反射的に食べちゃう。

2.家にお菓子があると、引っ張り出して食べちゃう。

3.友達にごはんに誘われると、つい行ってしまう。

4.呼ばれた忘年会は、端から行きたくなる。

 

そして、こんなことを考えたりして、、、

5.「まぁ、年末だし。」
6.「昨日は甘いもの我慢したし。」
7.「日ごろは頑張ってるもんな。」
8.「昨日けっこう運動したからな。」
9,「こんなところに置いとく方が悪いよ。」
10,「食べない方が逆にストレスだよ~。」

と。

 

・・・

まずはこれについて、解説します。

本能は強い

まず、私たちの本能は強いです。

なぜかというと、

食欲は三大欲求の1つ(あと2つは、睡眠欲、性欲)

三大欲求とは、原始的な欲であり本能

食欲=本能=強い

出世欲とか、美しくなりたいとか、他人に認められたい欲などよりも、はるかに強いわけです。

・あったら食べる。
・あるってわかってると、食べる。
・誘われたら食べたくなっちゃう。

というのは、本能そのものの行動。

猫がねこじゃらしに反応するのと同じ。

どうしてもガマンできないという欲求。

1~4を経験済みの方は、ご納得ではないでしょうか。

思考と長期的な欲求は弱い

ダイエット中でも、1~4のように、目の前の誘惑に負けてしまう方は、多いと思います。

ちなみに私もそうです。

「食べない方が、いいってわかってるのに。」

「これをガマンできれば、痩せて理想に近づくのに。」

「精製された炭水化物や糖質は、美容にも悪いって知ってるけど。」

「頭では分かっているのに・・・!」

やっちゃいますよね。

これって、みんな同じです。

つまり、、、思考は弱いということです。

特に、長期的なものは、最弱。

ダイエットは、

どんなに代謝の良い人でも脂肪1キロ減らすのに、1週間~2週間はかかる。

つまり、ダイエットは、長期的な思考や視点が必要になります。

長期的な思考=最弱

本能>思考>>長期的な思考

だから、ダイエットはなかなかうまくいかないんですよね。

本能が強いから。

思考は本能に従う

それと、5~10を見ればわかるように、私たちの思考は、本能に従うようにできています。

特に今の時期は、「まぁ、年末だし。」と言って、食べたい欲求に従うのではないでしょうか。

人によっては、「まぁ、年始だし。」と年明けも続いたり。

・・・

このように、私たちの思考は、本能に従うようにできてるんです。

一見、筋が通っているようで、通っていない思考になる。

不思議なんですけど。

そして、年末年始の行事も落ち着き、食の誘惑が減る頃に、

「今回の年末年始もやっちゃった・・・」と、長期的な思考が働きだして、反省する。

のではないでしょうか。

本能が強い理由

それにしても、「なぜ本能はこんなに強いんだろう。」と疑問に思いませんか?

それは、

昔はそれが、生き延びるための、成功法則だったから。

人類の歴史は、飢えとの戦いだったと聞きます。

その時は、食料が少ないわけですから、

目の前の食べものを、すぐ食べる人が生き残ったと思います。

たくさん食べて、脂肪を蓄えられる人の方が餓死しなかったと考えられます。

逆に、食が細い人や、いわゆる「太れない体質の人」の生存率は低かったはず。

つまり、

生き残った人=本能(食欲)が強かった人

というわけです。

そして、私たちはその子孫。

食欲が強くて当然です。

本能が時代に追い付いていない

それに、飽食の時代になったのは、つい最近だといいます。

1700年頃(江戸時代)にようやく3食になったそうです。

冷蔵庫・冷凍庫とかは、もっと最近。

だから、私たちの本能は、まだ変わっていない。

今の時代に追い付いていないんです。

「目の前にあるものは、すぐ食べろ!」
「できるだけたくさん食べて、蓄えろ!」

と書き込まれているんです。

現代で本能が逆に作用している

ただ、食料の確保と保存に成功した現代では、

すぐ食べる→太る→病気

と作用してしまい、

本能が逆に生存率を下げている。

食料の確保とともに、現代では肉体労働も減ったことで、今度は蓄え過ぎによる被害が出てしまっている。

皮肉な話ですよね。

このまま飢えない状況が続けば、

何百年、何前年先には、本能は書き換わるかもしれません。

「短期的な欲求<長期的な欲求」と。

・・・

しかし、そんなの待ってられないわけです、私たちは。

いまを生きてるので。

自分に甘い=本能が強い

ちょっとまとめると、

テーブルのお菓子を食べてしまうのも、
ごはんや飲み会の誘いを断りたくないのも、

本能が強いから。ということです。

「自分に甘いな~」というより、

「私の本能、つよっ」
「だから生き残ってこれたのか。」

と、納得していただくといいですね。

では、どう対処すればいいのか。

それについて、お伝えします。

本能を満足させる

本能には勝てません。

「あ~食べたい!」という時に、気合いで我慢して、そのあと反動で食べちゃった経験があなたにもありませんか?

だから、強い意志で本能と戦おうとしても、必ず負けます。

そもそも本能と敵対してはダメ。

強いから。

本能には、満たされると、静かになる。

という性質があります。

子供を見てると、ほんと「本能の塊だな~」と思います。

子供って、おなかが空いたり、眠かったりすると、ブーブーうるさいですよね。

そして、ちゃんと食べたり、たくさん寝ると、静かになる。

あれこそが「本能の姿」なのだと思います。

だからといって、子供のようにお菓子や炭水化物を中心にを食べていたら、大人はダイエットにならないし、健康にもならない。

(小学生くらいまで子供は、タンパク質の必要量がそれほど多くなく、内臓も炭水化物の消化に長けているので、それでOKなんです。)

じゃあ、どうすれば、大人の私たちは、本能を満たしながら痩せられるのか?

アプローチ

具体的には

1,ダイエット中とはいえ、最低限のカロリーは摂ること。

2,体が欲する栄養を、日ごろの食事から摂ること。

3,エネルギーをたくさん生み出せる体になること。

4,慢性的なストレスを減らす努力をすること。

5,ストレスが少ない環境づくりを目指すこと。

最低限のカロリーとは、基礎代謝量。

体が欲する栄養とは、水、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル。

エネルギーをたくさん生み出せる体には、栄養摂取と、運動。

それと、4と5は、とても大事なことです。

ストレスは、それを緩和するために多くの栄養素を失います。

また、ストレス下で生活していると多くのエネルギーを必要とします。

それらが、異常な食欲につながります。

ストレスで眠りが浅くなることもありますよね。

そうなると、睡眠欲が満たされてないから、日中眠くなります。

それでも、お昼寝ができない状況だと、無理をすることになります。

この時にまたストレスが発生し、エネルギーを必要とし、多くの栄養素を失います。

それがまた、異常な食欲につながります。

・・・

ストレスは、毒と言われます。

その理由は、ストレスを処理する際に、体内の多くの栄養を消耗するから。

ストレス=栄養を消耗する=毒

ストレスは、私たちをどんどん代謝の悪い体にさせます。

地面に落ちたリンゴは、外見はキレイでも、切ってみると傷んでたりしますよね。

あれと同じで、ストレスは確実に体の中にダメージを起こします。

慢性的なストレスは、リンゴを毎日地面に落とすようなものです。

ストレスへのアプローチ

ストレスは、すぐには減らせないと思います。

そんなにすぐ変えらるなら、だれもストレスなんて抱えないですよね。

簡単にはいかないと思います。

ではどうすればいいのか?

私がおススメしたいのは、

1~3を始めること。

栄養は、国が推奨する「欠乏症を補う程度の量」では全く足りません。

「人体に必要な量+ストレスで失われる分」の量が必要になります。

つまり、本能を満たしたいなら、たくさんの栄養が必要になる。

運動をすることで、栄養が入り込むスペースが増えます。

特に筋トレは、ストレス発散にもいい。

ボディラインも変わります。

そして、大事なことは、根気よく頑張ること。

だんだんと、失われていた栄養が満たされてきて、体は必ず変わるから。

徐々に体が変わってくると、長期的な視点で見れるようにもなります。

まとめ

私たちが自分に甘いのは、本能のはたらき。

本能は今まで私たちを生かしてくれて来た。

本能はリスペクトする存在であって、敵対してはダメ。

「私はなんで甘いんだ!」と、自分を責める必要はない。

私たちの本当の敵は、ストレス。

ストレスを今すぐどうこうできない(と思う)

だから、まずは栄養摂取と運動を始める。

「あなたの体は、必ず変わる」と信じて。

・・・

先日、

「忘年会たくさん誘いがあったけど断りました。

 でも『あ~でもなぁ~』って後悔もしました。」

と、前回の記事でご紹介したお客様が、おっしゃっていました。

長期的な欲求を優先できたんですね。

すばらしいです。

後悔もされてるところが、とっても人間らしいところじゃないでしょうか。

ただ、1~3が満たされていないのに断ったら、反動でもっと後悔したと思います。

というか、断れなかったかもしれません。

つくづく、「栄養で満たして、運動をするのは大事だよな~。」と思った出来事でした。

・・・

2019年のまとめのような、超長文記事になってしまいました。(まだ書きますけど。)

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

少しでもご参考になれば、嬉しいです。

 

あなたのダイエットを応援しております。

- 女性のダイエット専門パーソナルトレーナー 佐藤健二 -

長野県松本市、安曇野市、塩尻市、岡谷市、諏訪市などからお越し頂いております。

 

――――
 追伸
――――

私は、そもそも忘年会に誘ってくる人がほとんどいません。(今年は1人でした。汗)

寝不足がちょいちょいありますが、お昼寝でカバーしています。

実は、この環境は、意図的に作りました。

4年ほどかかりましたが。汗

ちょっと寂しいですけど(笑)

でも、ストレスは減りました。

何かご参考になれば幸いです。

関連記事

  1. 「ダイエットしてて、外食がすっごく楽しくなったんです!」 2…

  2. あなたの体内時計が早く進む4つの悪習慣 ~食事編~ 248

  3. 女性のダイエットとファスティング(断食)について

  4. 本当のダイエットとは、本当の自分を知ること

  5. ダイエットで、体重・脂肪が減るイメージ「消費カロリーを増やす…

  6. ダイエットに必要な事は、やる気?知識?169

プロフィール


私のホームページにお越し頂き
ありがとうございます。

長野県松本市で活動しております、

女性のダイエット専門パーソナルトレーナー
佐藤 健二 (サトウ ケンジ)です。


興味を持たれましたらご相談ください。


詳しいプロフィール

営業時間

【営業日】
火~金 10:00~21:00
土   10:00~20:00
月     9:00~17:00(出張のみ)

 

【定休日】

アクセス

長野県松本市渚 1-7-1 ライフサイト内
ルネサンス松本⇒地図

  1. 2020.04.01

    「なんで私、毎日ダイエット頑張ってるんだろう」と思ったと…

  2. 2020.03.27

    お客様の感想「筋トレは1人じゃできないです~」 430

  3. 2020.03.22

    女性のダイエットは何から始めると良いか 429

  4. 2020.03.12

    おなかを引き締める秘訣は、理想姿勢の習慣化にあった!

  5. 2020.03.06

    ダイエットの重要なマインド「ピンチはチャンス」