あなたは、「ダイエット中、体重測定は毎日しない方がいい」というアドバイスを聞いたことがありませんか?
断言します。
あなたが体重を減らしたいのなら、
ダイエット中は、毎日体重測定をした方がいいです。
それが、確実なダイエットの結果につながります。
今回はその理由と、正しい体重の評価の仕方をあなたにお伝えします。
「体重測定は毎日しない方がいい」という意見の根拠
ダイエット中、体重計に乗って、
「今日は減った♪」
「今日は減ってない…」
と、一喜一憂したことはありませんか?
体重が減っていて、ダイエットがうまくいってると感じれるとうれしいですよね。
でも、だんだん減りが悪くなったり、頑張ってるのに前日と同じ体重だと、測りたくなくなってくる。
そのうち、なかなか変わらない体重に嫌気がさし、ダイエットもやめたくなってくる。
・・・
ダイエットで、体重を減らすことは、あくまでも目標。
真の目的は、見た目が変わり、美しく健康になることのはず。
運動やトレーニングをすれば、見た目が変わり健康的になれる。
だから、気持ちが下がって、ダイエットをやめてしまうくらいなら、測らない方がいい。
なかなか変わらない体重に、固執しなくていい。
それに、続けているうちに体重は減ることもある。
だから、「体重は毎日測定しない方がいい。」
・・・
なるほど。
納得できる部分もあります。
しかし、、、
そのうち、なんて日は来ない
ただ1点、私がすごく納得できないことは、
「続けているうちに体重は減ることもある」
という部分。
インターネットでも、
「停滞期は自然と代謝が戻り、そのうち減り始めます。だからあきらめないで続けましょう。」
のような記事を見かけます。
・・・
そのうちって、いつ?
そんな悠長なことを言っているうちに、ほとんどの人は心が折れます。
すぐに痩せるもんじゃないし、気長な姿勢は大事だけど、
そのうちって、言われても、、、。
ていうか、
来ないですよ、そんな日は。
実際いろんな方を見ていて。
・・・
それに、体重が減らないことを、
「代謝が下がったから。」
という、もっともそうな理由をつけて、説明されても、
じゃあ具体的に、
どうすればいいのか分からない。
頑張りたい人ほど、モヤモヤする。
たぶんその記事を書いた人も、分かってない。
たとえば、
ある商品の売り上げが伸び悩んでいるときに、
「今は売り上げが停滞してるけど、まぁ我慢してたらそのうち伸びるだろう。とりあえずストレスになるから、売り上げ(数字)のことは気にせずがんばってみよう」
と言ってるようなもの。
ダメじゃないですか?
売り上げを伸ばしたいのなら、売り上げは常に確認するべき。
問題に対して、策を考えて行動し、結果を集積し、対策を練る。
これの繰り返し。
経済用語でいえば、PDCAですよね。
ダイエットでも同じです。
「そのうち痩せる。」
なんて日は、一生来ない。
理想が高ければ高いほど。
正しい体重の評価の仕方
そのうちなんてものに、任せてはいけない。
だから、体重は毎日測りましょう。
そして、体重が減りそうな行動を行い、その結果を見てください。
ポイントは、1日の変動を見るのではなく、週ごとの平均を比較すること。
先週よりも今週の平均値が下がってきているなら、
「消費カロリー>摂取カロリー」になっており、
ダイエットがうまくいっている。と評価できます。
※1カ月(4週)分の体重の平均を比較した方がより確実です。
ちなみに、瞬間的に減った体重は、
「あっ、今日は減った。」ってうれしくなっちゃいますが。。。
実際は減ってないことも多々あります。
おそらく、一時的に水分や糖分が抜けただけか、滞っていた便通が改善されたとか。
翌日にはたぶん戻ります。
(逆に言えば、1日で1キロ以上体重が増えても、悲しむ必要はないということです。)
「先週の平均より、今週の平均が減ってる!(震え声)」
という感じで喜んでいただけるといいと思います。
あ、あと、体重は朝測定するのがおススメです。できれば薄着で。
(私は冬でも裸。震えながら測定しています。目が覚めていいですよ。)
停滞期=進んできた証
停滞期は、
だれにでも平等に訪れるし、だれでも苦労するところです。
停滞期に差し掛かると、どうしてもネガティブな気持ちになると思います。
そりゃそうですよね、減らなければ凹んじゃいます。
・・・
でも、こう捉えてみてください。
だれでも痩せていけば、必ず停滞期は訪れる
ということは、
あなたが進んできてるという証拠でもある。
停滞期が訪れた=進んできた証
あなたに目指している体型の人がいれば、
一足先に壁を乗り越えた同志
だと思ってください。
・・・
停滞期は、時間が解決するものではありません。
正面から向き合い、試行錯誤して、乗り越える壁です。
「でも、どうすればいいんだろう。」
と悩んじゃいますよね。
そこを見つけてお伝えし、あなたの現実と合わせて考えながら伴走するのが、ダイエット専門のパーソナルトレーナーである私の役目だと思っています。
(※次回は停滞期を乗り越える時の、私の考え方を、このブログでも少しご紹介したいと思います。)
いつもご覧いただきありがとうございます。
- 女性のダイエット専門パーソナルトレーナー 佐藤健二 -
長野県松本市、安曇野市、塩尻市、岡谷市、諏訪市などからお越し頂いております。